(Showa-sanshoku)

「昭和三色」は、黒の地肌に由来する連続した形状の写り墨(うつりずみ)を持っているのが特徴で、昭和時代の初めに作られたことから「昭和三色」と名付けられました。
腹から背にかけて豪快に巻き上がる墨と、顔を真っ二つに割る様な面割れ(めんわれ)模様の墨が入るものが良いとされています。
頭部には鉢巻き模様の墨が出やすく、胸びれの付け根にはまとまった墨を持つ特徴があります。

JAS番号2003 昭和三色
地肌の色は黒(以下“黒地”という。)であって,緋斑及び白の斑紋があるもの。原則として胸びれの付け根は黒地のものであるが,成長の過程で,白地から黒地になるものもいる。斑紋が現れていない連続した黒地部分(以下“写り墨”という。)を有する。