(Shusui)

「秋翠」は「浅黄」にドイツ鯉を交配して生み出された品種です。ドイツ鯉の『錦鯉化』の第一号として、秋山吉五郎氏によって東京で初めて作られました。作出者の一字と、ブルーの地体から連想して「秋翠」と名付けられました。赤い模様が丸く連続しているものを「花秋翠」、体全体が赤く覆われたものを「緋秋翠(ひじゅうすい)」と呼びます。
体のブルーと背筋にある大きなうろこ(鬼鱗(おにごけ))の並びが重要で、うろこの乱れや大きさの不揃いがないこと。また、頭部は黒っぽく濁らずきれいな白色や飴色をしていて、赤い模様は腹・ヒレ・両ほほにバランスよく配置されたものが良いとされています。

JAS番号2017 秋翠
浅黄のうち,ドイツ鯉の外観上の特性を有するもの。