(Goshiki)

「五色」は「浅黄」と「大正三色」の交配によって作られ、「浅黄」の青と濃紺、「大正三色」の白・赤・黒の5つの色に由来するため「五色」と名付けられました。今ではこの5つの色に関係なく、白地に浅黄地を持ち赤い模様があるものを「五色」と呼んでいます。また、色の出方によって「豆絞り五色」「黒五色」「五色三色」「五色昭和」などと言われます。
全身に均一な黒や青白い浅黄地をもち、赤い模様は黒く汚れてなく、コントラストがはっきりしているものが良いとされています。

JAS番号2005 五色
頭部を除き,藍色又は水色で,うろこの配列により背部全体に網目模様を有し(以下“浅黄地”という。),背部に緋斑があるもの。緋斑に藍色又は水色が入るものと入らないものがある。黒い斑紋があるものもいる。衣と似ているが,浅黄地であることから判別可能である。

(Goshiki-sanshoku)

大正三色の外観状の特性を有するもののうち,浅黄地の模様があるもの。緋斑に藍色又は水色が入るものと入らないものがある。

(Goshiki-showa)

昭和三色の外観状の特性を有するもののうち,浅黄地の模様があるもの。緋斑に藍色又は水色が入るものと入らないものがある。