べっ甲 (Bekko)
「べっ甲」は単色の地体に、「大正三色」と同じまとまった点状の漆墨(うるしずみ)を持つ品種になります。ウミガメの甲羅(鼈甲(べっこう))に似ていることから、「べっ甲(別甲)」と名付けられました。地体の色味によって「白べっ甲」「赤べっ甲」「黄べっ甲」と呼ばれています。
胸びれの先まで色ムラなく染まった地体に、バランスよく墨模様が配置され、ジャリ墨と呼ばれる小さい飛び墨(シミ)がないものが良いとされています。
- JAS番号2019 べっ甲
- 地肌の色は白,黄色又は赤であって,まとまった点状の黒の斑紋があるもの。白写り及び緋写り・黄写りと似ているが,黒地ではないことから判別可能である。