審査基準
審査基準
品評会では一般的に「体型」「質」「仕上がり」「模様」の4項目が評価のポイントになります。
体型
もっとも重視される項目で、特に成魚以上の大型鯉ほどウエイトが大きくなります。ゆがみがなく、体のラインが左右均等であることが重要です。また、頭から尾筒にいたるまでバランスよく肉が入り、ふっくらしている鯉が評価されます。
質
言葉で表現するのは難しいのですが、緋斑は厚みがある赤、墨は黒く、肌は白くというように、それぞれの色がムラがなく均一ではっきりしている鯉ほど評価が高くなります。
仕上がり
そのときの鯉の体調にも左右される項目で、紅や墨に光沢があり、白地が白磁のように綺麗な鯉は「仕上がりが良い」と言われます。
模様
模様は人によって好みがありますが、紅白であれば丸点や三段模様、四段模様、大正三色なら肩墨が入っている鯉が好まれる傾向があります。