photo:yoshimura kazutoshi
錦鯉を知る
日本が世界に誇る観賞魚の王様「錦鯉」。その誕生は、今から200年以上前の江戸時代後期にさかのぼります。かつて二十村郷(にじゅうむらごう)と呼ばれた、現在の新潟県長岡市山古志地域と小千谷市東部一帯では、真鯉の養殖が盛んに行われていました。その中から、突然変異で色や模様のついた鯉が出現したのが、錦鯉のはじまりとされています。
生産者の熱意と努力によって、今では150を超える品種が存在し、国内のみならず世界中の人々に愛されています。