病気の種類と治療方法
      [錦鯉魚病の手引き]
      [前項]
      [次項]
      
    
    穴あき病・まつかさ病
    
    
      - 発生状況
- かつてのような猛威をふるうことはないが、依然として低水温期を中心に散発的に発生している。2歳魚以上の大型魚で被害が大きい。
- 原因と症状
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        断定ぢきないが、複数種の菌が協同して傷口などから侵入して感染しておこると言われている。 その複合程や魚の健康状態によって穴あき病となったり、まつかさ病となったり赤はん病となる。
        ときには眼球突出も併うことがある。急激に死ぬことはないが、慢性化・長期化すれば逐次死ぬこともある。 伝染性はないか、あっても弱い。
      
- 診断
- 外観的な病変から診断する。
- 対策
- 本病の治療は固体治療となることが多い。
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            | 薬剤名 | 使用量 | 使用法 |  
            | 食塩 エルバジュ
 | 3~5Kg/t 5~10g/t
 | まきっぱなし |  
 
- となるようにし、水温を20℃になるようにする     
- 穴あき病は患部のウロコの摘出、びらんした皮膚の切りとりなどの手当ても必要。
      [錦鯉魚病の手引き]
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