病気の種類と治療方法
[錦鯉魚病の手引き]
[前項]
[次項]
吸頭条虫症
- 発生状況
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新潟県では昭和50年代になってから見つかるようになった魚病。主産地を中心に散発している。
(右図)吸頭条虫の生活史
1.終宿主(コイ)と成虫 2.卵 3.コラキディウム
4.前擬充尾虫と宿したミジンコ
- 原因と症状
- 条虫が魚の消化管内に吸引して固着する魚病。
- 診断
- 疑わしい魚を開腹して消化管を切り開き白色の細長い条虫がいるが肉眼で観察する。
- 対策
- 動物用駆虫剤デパラシン30を0.1g/魚体重Kg/日を3~5日経口投与することで駆虫できる。
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