病気の種類と治療方法
[錦鯉魚病の手引き]
[前項]
[次項]
トリコデイナ症(サイクロキータ症)
- 発生状況
-
最も多発している魚病、特に当歳魚で被害が大きい。
(右顕微鏡写真)トリコデナが多数寄生した胸ビレ。
- 原因と症状
- トリコデイナがエラ・体表に多数寄生しておこる魚病。虫の活動により表皮の増殖・粘液の過剰分泌となり、 エラは呼吸障害となり衰弱する。
- 診断
- エラ・体表の一部をはぎとり顕微鏡で観察する。(40倍)
- 対策
- 病気発生時に下記の薬剤で駆虫が可能。
-
薬剤名 |
使用量 |
使用法 |
ホルマリン |
20~25cc/t |
最低3日以上 |
食塩 |
20Kg/t |
10~15分 |
過マンガン酸カリ |
3~5g/t |
1~2時間 |
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