錦鯉の飼育 室内での飼育 KOI Keeping in AQUARIUM

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kinsai1 カラフルな観賞魚を泳がせた水槽は、おしゃれなインテリアとしてすっかり市民権を得ました。 デザインの良い水槽や各種飼育器具が発売され、観賞魚の飼育はずっとやさしく楽しくなっています。 観賞魚の王様として長い歴史を持つ錦鯉も、レイアウト水槽の新しいスターとして注目を集めています。

●準備するもの
・水槽  ・ガラス蓋 ・フィルター(濾過装置) ・照明器具 ・エアーポンプ ・エアーストーン ・水温計 ・砂利 ・ヒーター ・サーモスタット ・塩素中和剤  ・タモ ・飼料

●水槽のセット
  1. 設置場所を決める。60p水槽に水を張ると大人の男性一人分ほどの重さになります。
  2. フィルター、サーモスタット、ヒーター等をセットする。錦鯉は一年中常温で飼育で  きますが、冬季はヒーター、サーモスタットを使って保温したほうが良いでしょう。  砂利は米を研ぐ要領で良く洗ってから使用します。
  3. 水を入れる。水道水は塩素を中和してから使う。水を入れたらフィルターを作動させ、 2〜3日水を回しておいてから錦鯉を入れるのが安全です。
  4. 鯉を入れる。袋を開けずに水槽に浸して水温を同じにしてから、 慎重に錦鯉だけを水槽に移しましょう。
  5. 水槽をセットした当初は、餌は控え目に与えます。

●日常の管理
  1. 餌は1日に1〜2回、数分で食べ尽くす量を与える。
  2. 水替えを行う場合は、3分の1程度を限度に水を取り替える。
  3. 濾過材は、水の汚れ具合を見て、別の容器に取り出し水槽の水か塩素を中和した水で洗う。 洗剤などは使わないこと。
  4. 水位が下がった時は新しい水を補給する。
(全日本錦鯉振興会(企画)「錦鯉への招待」より)