病気の種類と治療方法

[錦鯉魚病の手引き] [前項]
新しいエラ病

発生状況
昭和58年の秋に見つかった新しいエラ病である。
原因と症状
原因はまったく不明である。病気といえるかどうかも明確ではない。
病魚はエラの上皮が増生・肥厚し、かつ癒着がみられあきらかに酸欠やその他水質の悪化に対し抵抗力が弱くなっている。
診断
エラブタを開け、エラの先端を肉眼で観察して診断する。
対策
今のところ飼育環境を万全にする以外ない。
水温を20℃前後に保ち、食塩3~5Kg/t・エルバジュ5~10g/tで薬浴するのが無難である。

[錦鯉魚病の手引き] [前項]